代謝に関わってくる甲状腺の疾患

甲状腺に異常がある場合の症状や病院の選び方

甲状腺の疾患は内分泌系を診療している病院へ

重要なホルモンを分泌してくれる大切な臓器

甲状腺は喉仏の下にある臓器であり、蝶のような形をしています。重さで言えば20g程度、大きさは縦4.5cm、横4cm程度であるこの臓器は、身体にとって大切なホルモンの分泌を作るという大事な役割を担う器官です。食べモノを身体に入れたときにエネルギーを作り出すといった身体の新陳代謝を促す役割や、身体や脳の発達を促してくれるのもこの臓器から出るホルモンの大切な役割となります。妊婦であれば胎児が成長するためは不可欠のホルモンを出しているなど、ここのホルモンが正常に出されていないと身体はうまく機能してくれません。

甲状腺の疾患としては、ホルモンの分泌過剰によりなるバセドウ病が有名です。バセドウ病になると汗を大量にかいたり手が震えたりします。疲れやすく食べていても体重が減ってくるなどの代謝異常が主な症状です。甲状腺が炎症して中毒症状態になる甲状腺炎もあります。痛みがあったり発熱を伴っているのであればこのタイプになります。機能が低下する機能低下症というタイプもあります。女性に多く、子どもや高齢者でも発症する病気であり、髪の毛が乾燥したり冷え性になったりします。機能低下症の場合、ホルモンが不足することから内服薬などでホルモンを補充する必要が出てきます。甲状腺に腫瘍ができることもあり、良性と悪性で種類が分かれます。判別するには病院でエコー検査を受ける必要があるので、異常を感じたら甲状腺を見てくれる病院で早めに検査するようにしましょう。

内分泌系を診てくれる医者を探す

時代と共に医者も身体の各箇所に関して専門家として活躍するようになっています。もちろん入り口は総合内科医に見てもらうというのもいいですが、原因が甲状腺だとわかったらなるべく甲状腺の専門家医診てもらったほうがいいでしょう。病気の中には腫瘍など別の場所に転移してしまう病気もあります。また、甲状腺の場合はホルモンの異常として全身に症状が現れてくることから、自分では気づきにくいことも多いです。ただの冷え性と自分で判断せず、ホルモンの異常がないかどうかきちんと診てもらったほうが悪化せずに済みます。病気の診断を受けるにはエコー検査が必要なことからも、甲状腺を診てもらうときはなるべく検査機器などの施設面でも整った病院を選んだほうが、早く結果を知ることができます。ホルモンは他にもいろいろな臓器から分泌されているので、代謝異常の症状があったら内分泌系に詳しい医者を訪ねるようにしてください。

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